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ボート・ヨットのオーナーの皆さんより船底塗料や塗装方法についてよく質問を受けます。 |
船底塗料の種類 |
自己消耗型・自己研磨型 塗料自身が少しずつ溶けていき、水棲生物が嫌う成分である防汚剤も同時に溶けていくことで、付着を防ぐ効果があります。防汚剤が少なくなると効果もなくなってしまうので、定期的に塗り替えが必要です。塗り替え時期は、メーカー推奨時期や係留海域や使用頻度により異なりますので、ご自身でデーターをとられることをお勧めします。 クルージングヨット、プレジャーボートに適していると言われています。 参考:日本ペイント・マリアートAF、ボ−トガードエキストラ、中国塗料・シージェット |
高硬度型 硬い塗装面から防汚剤が溶け出し、付着物を寄せ付けなくするタイプの塗料です。塗料表面は硬く強く仕上がります。高速艇・陸置艇の塗料としてお勧めです。 レーシングヨット、・スピードボート、ダイビングボートに適していると言われています。 参考:インタースピードウルトラ、トライラックス |
漁船用塗料について 漁船は毎日のように使用するので、漁船用の船底塗料は高稼働に適したものがお勧めです。 プレジャーボートヨットは、漁船に比べ稼働が少なく、係留時間が長く、水棲生物が付着しやすいので、プレジャーボート用塗料になります。ただし、プレジャーボートヨットでも漁船と同じように使用頻度が高い場合は、漁船用の船底塗料もお勧めです。 参考:日本ペイント・うなぎ塗料 |
使用塗料の量について(2回塗りの目安) | ||
ヨット | ボート | |
16F〜18F |
4kg | 4kg |
20F〜23F |
5kg | 6kg |
24F〜26F |
6kg | 8kg |
28F〜30F |
8kg | 10kg |
33F〜37F |
10kg | 12kg |
船底塗装の手順 | |||||
1、付着物及び塩分除去 付着物などをスケラー(コテ)で掻き落としたあと、清水で塩分除去します。 |
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2、サンドペーパー掛け 塗り替えの場合、旧塗膜の除去のため、船底にサンドペーパー掛けを行います。 旧塗膜の除去が一部か全面かは状態により異なります。 旧塗膜と違う種類の塗料を使用する場合は全面除去やバインダーコートが必要になる場合があります。 ペーパー掛けの後、清水などで表面のほこりを取り除きます。 バインダーコート参考:中国塗料・シージェット015 インターナショナル・プリモコン インタープロテクト |
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3、塗装 喫水に沿ってマスキングテープをはります。 (※新艇の場合はFRP用のプライマーを塗ります。) 塗料はよく攪拌し、塗料の粘度や温度に応じて、専用シンナーを入れて調整してください。 塗装面が乾燥したら、2回目の塗装を行います。 1回目の乾燥時間は季節により異なります。(目安:夏は5時間程度、冬は10時間以上) 喫水部分は少し厚めに塗装されることをお勧めします。 プライマー参考:日本ペイント・マリアートP100 |
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4、仕上げ マスキングテープをはがします。 2回目の塗装後、十分乾燥させてください。 |
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5、その他 合金部・プロペラには、プロペラ・ドライブ防汚塗料を使用します。 参考:日本ペイント・マリアートBOX 中国塗料ペラクリンセット |
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6、準備するもの 下図以外のもの:帽子、メガネ、防塵マスクなど、 |
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船底塗料・刷毛 |
ローラー |
トレー |
マスキングテープ |
サンドペーパー |
手袋 |
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